ある日の「街頭清掃編」

いつもながら、掃除を始める前の道具の並べ方をみると、凛とした気が流れはじめる。

清々しい！

今回学んだこと。

今、そこにある場所をどう見て、どう動くか。

「その場所」に向き合う力

その場所の地域背景と関係性を知れば、工夫が生まれる。

 

街頭清掃のリーダーが、メンバーに言った。

「この公園は見てのとおり、リッツカールトンホテルの正面玄関前にあります。」

言われた意味をすぐに悟った。

調和とは、ほどとおい公園風景だった。

雑草だらけ。

しかも、気になることが目についた。

公園の樹木が茂りすぎて歩道に垂れ下がっている。

通行人、自転車に乗っている人の顔に当たる。ストレス！！

そんな箇所が公園内にいくつもあることに気が付いた。

行政に依頼してもいっこうに解決しないらしい。

 

ここですね・・。垂れ下がる枝を見ながら、同じ組になったメンバーと目があった。

街頭掃除の道具準備セットアップに、剪定ばさみも用意されているではないか！

意気投合して、切り取っていく。瞬く間にすっきりした道路に変わっていく。

 

なんとなくほうきで履いているだけでは、この空気感は生まれてこない。

掃除のやり方も大事。しかし、その場所の背景と地域との関係性を知れば、掃除に工夫が生まれる。掃除に深みが増す。

そのおかれた場所をさかす向き合い力。