コーチング
ビジョンが浸透しない

ビジョンとは、どのように構築されていくものだと考えてきているか?
TOPあるいは上司がビジョンを伝え、組織に浸透させていくというプロセスでうまくいかない現実をみる機会の時に、改めて湧き出てくる問いである。
TOPあるいは上司はビジョンを伝え、その実現や目標達成に向けて組織を動かそうと一生懸命に注力する。一方的に聞いている部下は,TOPあるいは上司が語るビジョンを自分のものとして理解できない。その様子を見て、まだまだ伝わっていないことを察知した上司は、さらにビジョンについて語りだす。聞いている部下はやはりピンとこない!
なぜ、伝わらないのだろうと考え込んでしまう上司。
そんな課題をテーマに1on1コーチングをはじめるきっかけがある。
「伝える」と「伝わっている」は違う
「伝える」のではなく、対話を通じて「共有する」という視点に気がついていない。
「共有する」とは、時には、伝えることを手放して、相手に語ってもらって聴くことです。話すことで、はじめて自分の思考を深め、自分の意図や解釈を捉えなおし、理解に向かっていきます。この理解に向けたプロセスこそが、自分事として捉え、同じ目的に向かっていこうと思いはじめることにつながっていきます。
これをオートクラインと言います。
「伝える」と「伝わっている」は 違います!
「上司のビジョン」を聞いて、自分はどう思ったのか? 部下の解釈を問いかけてみる。
感じた疑問、言葉の捉え方や解釈について、双方向で考え、言葉を共有していきます。意図しない理解や解釈が飛び出してくることをあります。同時にそれらの想像をはるかにこえるようなビジョンの参画の仕方を自ら見つけられるかもしれません。
ビジョンについて、チームメンバーとの対話を促進することで、お互いの解釈や捉え方の違いに気づき、目的に向けて共通理解が深まっていく機会にもなります。
社員同士の対話を通じて、ビジョンを「私たちのビジョン」に溶け込ませていきたい。
1on1コーチングは自分に向き合って、自己探求していくきっかけにしませんか。