「目標達成」に向けた対話で、外してはいけない「能力開発」.

コーチングの最大の目的は、目標達成することであり、クライアント自身が自分自身の力で自分の能力を開発できるようになることにあります。

目標達成に向けてコミュニケーションを交わすという点で、「コーチング」「ティーチング」「コンサルティング」は類似しているものの、「コーチング」は他と異なる点があります。

最も異なる点はです。コーチングでは、コーチングをする人とコーチングを受ける人が「教える側」と「教えられる側」ではなく、「対等な関係」であることです。

両者の関わりは、二人で並んで椅子に座り、楽しんで探求していくようなイメージです。

「コーチング」では、コーチングをする人が問題を解決するのではなく、「解決する方法について相手が自分自身で考えられるように問いかけをする」というアプローチをとります。

対話の途中で、自分の経験から課題解決に向けたアドバイスをしてしまうことがしばしばあります。アドバイスや経験談も時には有効ではありますが、一方それによって、クライアントが自ら考え、責任を持って行動するという主体性を阻害してしまう可能性もあります。

コーチングの目的は、目の前の課題解決だけではなく、課題の解決や目標達成を通してコーチングを受ける人の能力開発をすることにあります。

「問い」を二人の間において、探求していく対話のイメージで「1on1コーチング」は流れていきます。

コーチングをする人が答えを与えることは決してありません。

課題を解決していく為に、何を備え付けていかなければならないのか。

環境づくりを一緒に探求し、様々なアイデアの中から、選択し行動変容を起こしていくのはクライアント自身なのです。

一人ひとりの「個」の力を開発していく「1on１コーチング」

「対話の質」が組織の強さを決めていきます。

真の成果とは何か？

原理原則に立ち戻ったとき、「1on1コーチング」はその可能性を最大限に発揮させるツールです。