「上司が部下と信頼関係を築く上で重要な要素」は何かについて、・・・・

組織やチームのパフォーマンスを上げていく上で、最近感じることがある。

 

「上司が部下と信頼関係を築くうえで何を大切にしていますか？」と、直接聞いてみた。あるいは、関わっていて感じるものも加えると・・・・

●言っていることと、やっていることが一致していること。

●組織で起こったことに対して当事者意識で対応している。

●誰に対しても公平な態度を取っている。

●自分の考えや価値観をしっかり持っている。

●目的と目標を明示し、着実に成果を出している。

最近、これらに加えて下記のような考えを聞くことがある。あるいは大事にしているなと感じるものがある。

★相手の会話の特質にあわせたコミュニケーションをしている。

★相手と１対１の対等な立場で話す機会を設けている。

★相手のための時間と捉えて、対話をする機会を意識的に設けている。

★相手の特性に合わせた関わり方をするために、「相手を知る」ことにアンテナをたてている。

 

相手を知るとは・・

・仕事観（大切にしていること・一番価値を感じるもの）、

・相手の背景（ビジョン・求めているもの・文化的背景）

・モチベーション（モチベーションが上がる時、さがる時）

・ストレス（ストレスサイン・仕事上の懸念や障害）

・強み（仕事上の強み・成功体験・失敗体験）

・・・「対話」と「相手」がKEYWORDになってきている。

 

私の心を引寄せていくのは、「相手（部下）のための時間をとる」だ。

相手（部下）の意見をきき、相手の特質を活かして、主体性を持たせていく関わり方です。

 

組織に関わる際に意識して俯瞰していると、・・・・・、

卓越した成功体験を持っているマネジャーは

自分の価値観を伝えたうえで、相手を理解しようとしています。

相手の物事の捉え方と自分の物事の捉え方は違うということを受け入れている。

 

「自分の捉え方」と「相手の捉え方」の間に自分をおいて、

「自分が正しい。相手が間違っている」を考えているのか。

それとも、「喫緊に我々が成し遂げたいものは何か」について考えたときに

捉え方は他にないのかと選択肢を探しているようだ。

 

何のためにという目的・目標という成果と、

現実にある人間関係の軋轢との間に立って、

当事者意識を持たせていく上司の後姿に信頼を寄せていくようだ。

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