コーチング
今なぜ、「1on1コーチング」なのか
・私とチームスタッフの間のコミュニケーションが希薄である。
・なぜか、お互いに遠慮があり、本心でコミュニケーションが取れない。
・私とスタッフとの間で仕事観に違いがあり、些細なトラブルが絶えない。
・衝突をさけるため、私が曖昧に指示を出す時があるので、チームスタッフを動きづらくしてしまっている。
・私はどちらかというと、すべて掌握していなければ気がすまないので、逐一報告させ、主体性を失わせてしまっている。
・私自身が「人との関わりに煩わされずに仕事をしたい」と思っているので、チームに活気をなくしている。
部下との信頼関係を解決させたその先のあるものは、・・・・
「人と組織の成長が一致すること」です。
目次
- ○ 「1on1コーチング」が改めて注目されはじめている背景
- ○ 何のための「1on1コーチング」なのか
- ○ 「部下のやる気スウィッチ」
- ○ 「1on1コーチングをすることの意味を正しく伝えることの重要性」
「1on1コーチング」が改めて注目されはじめている背景
米国ギャラップ社によると、日本人の組織に対するエンゲージメントがさがっているという事実が明らかになっています。「日本企業は組織のため、チームのために働く」という動機意識が語られましたが、気づいてみるとうわべだけだった。結局、自立もできなければ、組織も決して好きではない。という働き方になってしまっている。自己犠牲と滅私奉公的といった価値は失われていったことになる。
私達を取り巻くビジネス環境で、リモートワークの比率が拡がってきていることは大きな変化です。リモートワークで職場のコミュニケーションのありようも問われはじめています。多様な価値観が入り混じっている社会で、コミュニケーションの取り方もますます難しくなってきています。そこに既存の手法で対処しようとしても、解決することは難しいし、正解がなくなってきています。
まさに、信頼関係づくりのあり方が問われはじめています。
リモートワーク化での上司と部下の信頼関係のあり方も変わってきています。直接会って、話す機会は格段に減ってきています。
一方で、時間をある程度管理できることによって、1on1で上司とスタッフが対面でリモート会話ができる環境も出はじめてきました。
この環境を利用して、個別対応で人材育成の可能性を探っていこうという企業が出はじめてきています。いままでのようにリアル集合研修という人材育成手段の制限がかけられている状況で「1on1」と言う対面を活用して、人材育成を進めていく流れが芽生えはじめてきています。
「部下の育成」を「1on1コーチング」を活用して進めていこうという企業が徐々にですが増えはじめています。
何のための「1on1コーチング」なのか
一言で、「内省」と「行動変容」そして、「その人らしい能力開発」です。
起こった事実の捉え方や自分の考え方、スタッフへの関わり方、ふるまい方について、客観的に自分のマネジメントを振り返る会話のキャッチボールです。いいも悪いもなく・・・。
その現実を起こしているのは自分自身だと、いう自責の念に立って考えたときに、なにより、自分自身の考えや思いを具体的に言葉に出してみることで、自分自身の内省を加速させて気づきをもたらしていきます。部下への関わり方、ふるまい方の工夫を考えはじめます。行動変容に焦点をあてた会話のキャッチボールです。
「部下のやる気スウィッチ」
成果を上げていく為にマネジャーが行うべき、第一の要件は部下理解です。
部下の「やる気スウィッチ」を知ることは成果をあげるための第一歩です。
「自分を知る」「相手を知る」ところからはじまっていきます。
リアルな集合研修をする機会も少なくっていく流れであり、成果を上げるために自由に使える予算も限られている。予算を持っている組織は限られているのが現実です。
部下のやる気を高める以外にないのです。
まず自己投資して、「1on1コーチング」を受ける人もいれば、コーチングをどこかの機関で学習しコーチングの効果を体感したマネジャーが、将来性のある部下に対して、「1on1コーチング」のスポンサー契約をする流れが生まれはじめてきています。
「1on1コーチングをすることの意味を正しく伝えることの重要性」
あなた(部下)のための時間であることを伝えているか。決して、自分が聞きたいことを聞くための時間ではないことを約束する。
部下が、自発的に名乗り出るのではなく、無理やりやれと言われてはじめるケースがほとんどです。この忙しいのに、なんでこんなことをやらなければならないのかという被害妄想的主張が一般的です。
「上司と部下という上下関係の立場」から「コーチとクライアントという対等の立場に」セットアップしなおす。そこに、心理的安全性があることを伝え約束を守るとことによって、関係づくりのあり方がガラッと見直されはじめている。「1on1コーチング」をすることの意味を理解してくれ、その気になってくれます。
「心理的安全性」のもとでキャッチボールしながら頭を整理して、向きあい方、関わり方を工夫していくしかないのです。
この関係性の構築のあり方が注目を浴びはじめてきているのです。
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