今年も３人の学生が社会人として出発していきました。

社会人としての門出を祝う「出発」の意味を込めて、そのように言いはじめて１３年目です。

出発式の場所は、京都新洗組と深い関係にある元立誠小学校の跡地に開業したゲートホテル京都高瀬川の自橿室をお借りしてします。

出発式の運営，装飾物、卒業証書、アルバム作りもすべて手作りです。



「わざわざに価値がある」鍵山掃除道の哲学そのものを身近なところでやり続けています。

毎週土曜日の朝６時からはじまる街頭清掃。普通の学生なら金曜日の夜は遊ぶ時間にしたい。様々な関わりがあるにしろ、土曜日の朝早く起きて木屋町で掃除をすることをやり続けて習慣化したことに大きな価値があります。

学生たちを支え続けてくれる大人たちにも頭がさがります。



京都新洗組のメンバーは、16歳～83歳まで老若男女様々な世代がいます。しかも、職業も多種多様。学生、教師、士業、中小企業経営者、ITエンジニア、伝統工芸職人、看護士、記者、日本料理人、企業にお勤めの方、仕事をしながら子育てしているママ、等々。

このようなメンバーを束ねる学生新洗組隊長は、リーダーとして「関係づくり」の大切さを学びます。社会人としての最も大切にしていきたい人間関係構築力です。

やろうと思えば誰にでもやれることを、やり続けることに価値があります。

「微差、僅差」がやがて、やがて「大差、絶対差」になっていく事を体感してほしいと願っています。