コーチング
感情に向き合う
企業の管理部門のマネジャーKさんの振り返りです。
自分の中では自信をもって“ここが変わった”と実感できる確定的なものはありませんが、以下のような意識や心掛けが備わったと感じています。思考の根底にこれらが流れるようになったという表現がしっくりくるかもしれません。
●言われたことは「事実」として受け取り、自分から伝える際も「事実」を伝えること
●人と話をする際は「相手の話も聴く」こと
●相手に「影響を与える」「伝わる」伝え方をすること ※「伝える」と「伝わる」は違う
●自分の思っていることを言語化する
●低空飛行している自分”にとっての燃料、上昇気流に乗っていく要素は何か?
目次
- ○ 自分の考えや信念に対する防衛本能がはたらくと感情的になる自分
- ○ 「伝えている」と「伝わっている」の違いに思わずドキッとした
- ○ 思っていること、考えていることを言語化する習慣
- ○ 上昇気流に乗っていくための燃料は何か?
自分の考えや信念に対する防衛本能がはたらくと感情的になる自分
セッションをはじめる前の私は、相手から言われたことに対してすぐ感情的になってしまう傾向が強くありました。現在でもやはり瞬間的に感情が優位に立つことは多々あり、コントロールが出来るようになったとはまだまだ言い難いです。
が、セッションの中で「これは○○に対して○○だと言われているという事実だけを受け止める、肉付け部分は落として受け止める」という話を何度となくしていただき、少しずつ体で理解しはじめてきています。
感情的になるのは、自分の考えや信念に対しての防衛本能がはたらく、あるいは自分へのこだわりが前面に出てしまうからだ、という思えるようになってきました。
相手にあわせて柔軟な姿勢で臨む力を持てるようになれば、冷静に対応できる「自分」も持てるようになるはず。会得するには時間がかかると思いますが、そのイメージは常に頭に入れておきたいと思います。
「伝えている」と「伝わっている」の違いに思わずドキッとした
また、部下と話をする際、どうしても自分からの「説明」だけになってしまうことが多かったのですが、相手がどう感じているか、何を考えているかを引き出せなければ、部下と問いを共有出来たことにはならない、ということが意識出来ました。
「伝える」だけでは一方通行になるので、相手の「なるほど」は何かを引き出したり、お互いにフィードバックしたりしながらギャップを分解していきイメージを共有できれば、「伝わった」と言えるのだということを改めて自覚しました。そこには気がつきませんでした。
「伝わる」にはどうしていけばいいかを今後も考えていきたいと思います。
思っていること、考えていることを言語化する習慣
印象的な言葉に“自分軸”が残っています。仕事観、生き方、信念、源流など「自分の考え・行動はここから来ている」という“自分軸”は、影響力を与えるためにも必要な要素であること、また、漠然としているものでは相手にも伝わらないので、自分軸は何かを言語化して、自分のパーツにして持ち続けていくことの意識が備わりました。
自分の中にあることを「言語化する」ことの大切さを何度も気づくことがありました。
上昇気流に乗っていくための燃料は何か?
今回のセッションでテーマにしていたことは引き続き今後も自分のテーマとして深掘りしていきたいと思いますが、この6か月間でその深掘りの取っ掛かりが掴めたように思います。これから仕事をしていくうえで自分が向き合うべきことと考えているのは、“低空飛行している自分”から抜け出し上昇気流に乗っていくための燃料は何かを見つけ出すことです。
セッションの中で、「上昇気流に乗っていくための燃料は何か?」と問われた時、それがすぐには思いつきませんでした。「上昇出来ずに低空飛行を続けている」と自覚しながら、何をすれば上昇出来るかということは直視してこなかったと実感しました。これからの探すべきものも見えてきたように感じています。
6か月間、どうもありがとうございました。
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