愉快な経営者
リーダーに求められる力 すべての縁を生かす
飯尾醸造さんの話の続きである。高齢化で農家が減っていく現実に一つの哲学があった。「すべての縁を生かす」だ。
除草剤をつかわない田んぼは日本全体の0.2%になった。
しかも、農家は高齢化していき、思いを共にする農家が徐々に減っていきます。
と、苦悩を語り始めた飯尾さん。
色々考え抜いた揚句、現実を受け入れ、そこで思いついたアイデアがあった。
飯尾醸造さんの通販顧客に
田植えと稲刈りのお手伝いをしてもらう発想だった。
平成19年にやりはじめて、
今や200名を超える顧客が手伝ってくれるようにまでなってきた。
多くは関東や関西の都会からきてくれる。
しかも自費で参加する事に価値があるという。
都会ではできない体験を宮津でしてもらう。
これほどまでに手作業なのも、都会の人にはかえって新鮮に観えるのだろうか。
飯尾醸造さんのお酢づくりは手間暇がかかるのだ。
大手メーカのお酢づくりにかける期間は1ヶ月足らず。
飯尾醸造さんは精米から米麹づくり、醪づくり、仕込み、発酵、熟成と
出来上がるまでの期間は1年もかかる。
すべての工程を自前でしていく為に、最初の米作りを体験してもらう企画は地道に拡がってきた。思いを共有する人は農家だけではなかった。
関わるすべての縁を生かし(活かすではない)、
共に食と健康について共感の輪を拡げていこうとする思いが伝わってくる。
域内経済循環
話題は変わって、・・・・、
飯尾醸造さんが、丹後の豊富な食材を最大限に生かすイタリアンレストランを宮津の中心地にオープンした。
この店をオープンする考え方に引き寄せられる。
「丹後」にちょっと立ち寄る街ではなく、わざわざ目指して来る街にする。
かつ、宿泊前提で食事をしてもらうようにとディナー限定のお店にする。
そこから、宮津市内にお金を循環させる仕組みをつくろうとしている。
しかも、既存のお店に影響を与えないようにと競合する価格帯を外し、
高めに設定することで、共存していけるように配慮している。
持続可能な地域づくりをめざした域内経済循環の小さな志が動き出している。
マリオットホテルが宿泊限定の業態で宮津市に出店する計画も決まった。
「食」「宿」それぞれがそれぞれらしくだ。
まさに、鍵山掃除道の「箸よく盤水をまわす」地道な運動だ。
除草剤をつかわない田んぼは日本全体の0.2%になった。
しかも、農家は高齢化していき、思いを共にする農家が徐々に減っていきます。
と、苦悩を語り始めた飯尾さん。
色々考え抜いた揚句、現実を受け入れ、そこで思いついたアイデアがあった。
飯尾醸造さんの通販顧客に
田植えと稲刈りのお手伝いをしてもらう発想だった。
平成19年にやりはじめて、
今や200名を超える顧客が手伝ってくれるようにまでなってきた。
多くは関東や関西の都会からきてくれる。
しかも自費で参加する事に価値があるという。
都会ではできない体験を宮津でしてもらう。
これほどまでに手作業なのも、都会の人にはかえって新鮮に観えるのだろうか。
飯尾醸造さんのお酢づくりは手間暇がかかるのだ。
大手メーカのお酢づくりにかける期間は1ヶ月足らず。
飯尾醸造さんは精米から米麹づくり、醪づくり、仕込み、発酵、熟成と
出来上がるまでの期間は1年もかかる。
すべての工程を自前でしていく為に、最初の米作りを体験してもらう企画は地道に拡がってきた。思いを共有する人は農家だけではなかった。
関わるすべての縁を生かし(活かすではない)、
共に食と健康について共感の輪を拡げていこうとする思いが伝わってくる。
域内経済循環
話題は変わって、・・・・、
飯尾醸造さんが、丹後の豊富な食材を最大限に生かすイタリアンレストランを宮津の中心地にオープンした。
この店をオープンする考え方に引き寄せられる。
「丹後」にちょっと立ち寄る街ではなく、わざわざ目指して来る街にする。
かつ、宿泊前提で食事をしてもらうようにとディナー限定のお店にする。
そこから、宮津市内にお金を循環させる仕組みをつくろうとしている。
しかも、既存のお店に影響を与えないようにと競合する価格帯を外し、
高めに設定することで、共存していけるように配慮している。
持続可能な地域づくりをめざした域内経済循環の小さな志が動き出している。
マリオットホテルが宿泊限定の業態で宮津市に出店する計画も決まった。
「食」「宿」それぞれがそれぞれらしくだ。
まさに、鍵山掃除道の「箸よく盤水をまわす」地道な運動だ。
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