愉快な経営者
リーダーに求められる力 目先の損得にこだわらない
京都府宮津市「富士酢」の(株)飯尾醸造さんを訪ねてきました。安全で最高のお酢づくりへの思い・・目先の損得にこだわらない。
昭和29年のお酢づくりは、農薬散布で田んぼから、どじょうやカエルやフナなどの生き物がいなくなってしまっていました。と、飯尾社長が笑顔で話しはじめた。
農薬散布後の1週間は赤い旗が立てられた。その旗は田んぼに近づいてはいけない。
と、危険を知らせる旗でした。身体に危害がおこる現実を感じていた。
3代目の父親曰く、
こんな田んぼの米でつくったお酢は健康に悪い影響を与えていくことになるだろう。
考えた挙句、「農薬を使わないお米でお酢づくりをする!」と、決意されたのが昭和37年ごろ。
しかし、「無農薬で米作り」で環境に配慮する。
このような価値観は受け入れられない時代でした。
理解をしてくれる農家を説得するのに、振り返れば2年を要しました。
母親が幼いころ預けられて育った農家の理解を得て、近くに住む10件の農家が棚田で無農薬のお米づくりを始めることになりました。
現在、日本の農業をとりまく現状は、農家の高齢化、減反政策と厳しい現実があった。
食料自給率も38%と先進国で一番低い。
日本の農業、食を守る力になりたい。
たとえ、それがとても小さいものであったとしても・・・。
思いを同じくする地元の農家と共に拡げていきたい。
信頼できる地元の農家と共につくったお米から、
健康づくりに寄与する栄養価の高いお酢づくりで貢献していく。
そんな思いが3代目の思いであった。
4代目として受け継ぐ覚悟で銀行を退職する決意をした。
無農薬のお米作りは雑草とのたたかいです。
農家と共に試行錯誤で田植え方法を模索していますが、
棚田の特徴を生かして、大事にしていることがあります。
棚田の田植えに必要な再生紙や田植え機を農家に負担させるのではなく、
すべてこちらで負担をし、農家に迷惑をかけないようにしています。
米作りに徹してもらえるような環境づくりを探求しています。
しかも農家から収穫したお米全部を通常の2倍以上の価格で買い取っています。
再生紙等の経費を加味すると一般的な買取価格の2.5倍近い価格になります。
思いを同じくする農家にも生計を立ててもらうためには、
目先の損得にこだわらずに
お互いにがつがつせず、
共に育っていくことを
第一に考えています。
決意と覚悟
昭和29年のお酢づくりは、農薬散布で田んぼから、どじょうやカエルやフナなどの生き物がいなくなってしまっていました。と、飯尾社長が笑顔で話しはじめた。
農薬散布後の1週間は赤い旗が立てられた。その旗は田んぼに近づいてはいけない。
と、危険を知らせる旗でした。身体に危害がおこる現実を感じていた。
3代目の父親曰く、
こんな田んぼの米でつくったお酢は健康に悪い影響を与えていくことになるだろう。
考えた挙句、「農薬を使わないお米でお酢づくりをする!」と、決意されたのが昭和37年ごろ。
しかし、「無農薬で米作り」で環境に配慮する。
このような価値観は受け入れられない時代でした。
理解をしてくれる農家を説得するのに、振り返れば2年を要しました。
母親が幼いころ預けられて育った農家の理解を得て、近くに住む10件の農家が棚田で無農薬のお米づくりを始めることになりました。
何の為に・・
現在、日本の農業をとりまく現状は、農家の高齢化、減反政策と厳しい現実があった。
食料自給率も38%と先進国で一番低い。
日本の農業、食を守る力になりたい。
たとえ、それがとても小さいものであったとしても・・・。
思いを同じくする地元の農家と共に拡げていきたい。
信頼できる地元の農家と共につくったお米から、
健康づくりに寄与する栄養価の高いお酢づくりで貢献していく。
そんな思いが3代目の思いであった。
4代目として受け継ぐ覚悟で銀行を退職する決意をした。
目先の損得にこだわらない生き方
無農薬のお米作りは雑草とのたたかいです。
農家と共に試行錯誤で田植え方法を模索していますが、
棚田の特徴を生かして、大事にしていることがあります。
棚田の田植えに必要な再生紙や田植え機を農家に負担させるのではなく、
すべてこちらで負担をし、農家に迷惑をかけないようにしています。
米作りに徹してもらえるような環境づくりを探求しています。
しかも農家から収穫したお米全部を通常の2倍以上の価格で買い取っています。
再生紙等の経費を加味すると一般的な買取価格の2.5倍近い価格になります。
思いを同じくする農家にも生計を立ててもらうためには、
目先の損得にこだわらずに
お互いにがつがつせず、
共に育っていくことを
第一に考えています。
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